N高をめぐる議論には、旧来の学校観に基づいた数々の誤解が蔓延しています。進路選択で後悔しないために、以下の3つの真実を押さえておく必要があります。
第一の誤解:「通信制高校の卒業証書は就職や進学で不利になる」
文部科学省の認可を受けた正規の高等学校であるため、全日制と法的な差異は一切ありません。履歴書の学歴欄には「角川ドワンゴ学園 N高等学校 卒業」と正式に記載され、大学受験資格はもちろん、高卒採用の選考においても制度上の不利益を受けることはありません。近年ではIT系企業やスタートアップを中心に、「通信制で自律的に学んだ行動力」を前向きに評価する採用担当者も増えています。
第二の誤解:「誰でも無条件で合格できる」
「N高等学校 面接 入学選考」をめぐっては、「書類を出せば誰でも受かる」という言説が一部にありますが、これは正確ではありません。学力試験による選抜はありませんが、志望理由書や課題作文、Web面接を通じた選考が行われます。特に通学コースは各キャンパスの定員に上限が設定されているため、募集期によっては定員オーバーによる不合格者が普通に発生します。「通信制だからいつでも滑り込める」と油断していると、希望コースに入れないリスクがあります。
第三の誤解:「学歴ロンダリングやサボりの温床である」
定期的なレポート提出、視聴確認テスト、そして年に一度のスクーリングと単位認定試験を確実にクリアしなければ、どれだけ特技があっても卒業資格は得られません。文部科学省の学習指導要領に則った厳密な単位認定が行われており、サボれば容赦なく留年・退学につながるシビアなシステムが敷かれています。