平面のドット絵をマスターした愛好家が次に目指すのが、接着剤を使わずにビーズ同士を凹凸で噛み合わせる立体アイロンビーズ(3Dビーズアート)です。その代表格が「はてなブロック」の小物入れやサイコロ型オブジェです。
立体作品の制作手順は、サイコロの展開図をイメージした6面のパーツ作成から始まります。上下左右の接合部分を「1マス飛びの凸凹(ほぞ組み構造)」になるようビーズを並べてアイロンをかけ、熱が冷めた後に立体へと組み立てます。
- ステップ1(展開図のビーズ配置):正面・背面・左側面・右側面・上面・底面の計6枚を作成。各パーツの外周に「1粒出て、1粒引っ込む」噛み合わせ用のスロットを設計します。
- ステップ2(片面のみしっかりプレス):立体化の最大のコツは、「内側になる面はしっかり溶かして平らにし、外側になる面は軽く溶かす程度に抑える」ことです。両面を強く溶かしすぎるとビーズの穴が塞がり、厚みが増してパーツ同士が噛み合わなくなります。
- ステップ3(冷却と組み立て):加熱直後の温かい状態で平らな重し(厚手の本など)を乗せ、反りを完全に防ぎます。冷え固まったら、パズルのようにパーツ同士を慎重に押し込んで箱型に組み上げます。
この立体工法を応用すれば、中に「スーパースター」や「コイン」のミニパーツを収納できるギミック付きはてなブロックや、自立するマリオのアクションフィギュアの制作も可能です。