トイ・ストーリーのピンクの熊ロッツォとは?悪役へ堕ちた悲劇とその後

トイ・ストーリーのピンクの熊ロッツォとは?悪役へ堕ちた悲劇とその後

トイ・ストーリーのピンクの熊ロッツォとは?悪役へ堕ちた悲劇とその後について見逃せない 注意点を厳選して解説いたします。

ゴミ焼却場のシュレッダーコンベアにおいて、粉砕されそうになったロッツォをウッディとバズは命がけで救出しました。その後、非常停止ボタンの直前までたどり着いたロッツォに対し、ウッディは「ボタンを押せ!」と叫びます。しかしロッツォは、救出ボタンに手を伸ばすどころか、冷たい嘲笑を浮かべながら「ゴミ箱へ戻りな、ゴミども!」と言い放ち、一人だけで逃亡を図りました。

この極限の裏切りにより、ウッディたちは灼熱の焼却炉へと落下し、シリーズ屈指の絶体絶命シーンを迎えることになります。では、見殺しにして逃げ延びたロッツォの最後はどうなったのでしょうか。

焼却炉エリアを脱出したロッツォは、ゴミ処理場の敷地内で大型ゴミ収集車の運転手に拾われます。運転手は「子どもの頃、これと同じやつを持っていたんだ!」と懐かしがり、なんとロッツォをゴミ収集車のフロントグリル(バンパーの上)に結束バンドで磔(はりつけ)にして飾り付けたのです。そこには既に泥だらけになった他のぬいぐるみたちが縛り付けられており、ロッツォは排気ガスと砂埃にまみれながら、永遠に虫除けのようにトラックの先頭で風雨に晒され続けるという、あまりにも皮肉で惨めな末路を迎えました。

映画のエンドロールでは、サニーサイド保育園がケンとバービーの改革によっておもちゃたちの真の楽園へと生まれ変わった平和な日常が描かれますが、その中にロッツォの姿はありません。公式スピンオフ短編等を含めても、トラックの先頭に縛られた後のロッツォが救出されたり更生したりした公式エピソードは存在せず、彼の物語はあのフロントグリルで事実上ストップしています。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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