「ハバダッシュ君」の異名をとった父・紘一氏のリベラルな政治スタンスと高度な政局観は、今なお党内外で語り継がれる。彼女が政界入りした当初からついて回った「血統」のラベルは、初期の認知度向上には寄与したものの、政治家としての独自性を確立する上での障壁にもなってきた。
近年、党内の中堅・若手議員との勉強会を主宰するなど、自前のネットワーク形成に動き出している。リベラル寄りの家族観や包摂的な社会保障の推進は、保守本流を自負する党内タカ派との摩擦を生むこともあるが、それが逆に「加藤鮎子個人のカラー」として認知されつつあるのも事実だ。