「自分は近視なのか、それとも乱視が混ざっているのか」を簡易的に見極める有効な手段として、眼科の初期スクリーニングでも用いられる「放射線テスト(クロックチャート)」があります。以下の手順でチェックを行うことで、角膜や水晶体の屈折の偏りをセルフチェックすることが可能です。
【放射線テストの実施手順】
1. ディスプレイから約50cm〜1mほど離れ、画面を目線の高さに合わせます。
2. 普段メガネやコンタクトレンズを使用している方は、装用した状態(現在の度数チェック)と外した状態(裸眼チェック)の両方で試します。
3. まず左目を手で完全に覆い、右目だけで中心の円または交差点をじっと見つめます。
4. 次に右目を覆い、左目だけで同様に確認します。
【見え方の判定基準】
・乱視がない場合:すべての放射線(12方向の線)が、均一な太さ・同じ濃さの黒色で見えます。
・乱視がある場合:特定の角度の線(例:縦方向の線や、斜め2時〜8時の線)だけが際立って太く、濃く黒々と見え、それと直交する方向の線は薄くぼやけて見えます。
特定の線だけが濃く見える理由は、その角度の光がちょうど網膜の近くで焦点を結んでいるのに対し、直交する方向の光はピントが前後に大きくズレているためです。もし日常的に矯正器具をつけているにもかかわらず特定の線が強調されて見える場合、現在のメガネやコンタクトレンズの乱視度数や軸度が合っていないサインとなります。