PL花火を語る上で欠かせないのが、フィナーレを飾る「超大型スターマイン」です。一般的な花火大会のクライマックスとは異なり、数千発に及ぶ花火が一斉に低空および中空で炸裂するため、富田林市のみならず堺市や大阪市内、遠くは奈良県境からも「空全体が真昼のように真っ赤に光り輝いた」と目撃されていました。
当時、現場で観覧していた住民や来場者の手記・証言には、その凄まじさが生々しく残されています。
「爆音というより地響き。胃袋が揺れるほどの衝撃波が届き、夜空が一面、鮮血のような赤と黄金に染まった。あの数秒間の明るさは一生忘れられない」(富田林市在住・40代男性の回想)
SNSやネット掲示板(5ちゃんねる等)でも、毎年8月1日が近づくたびにPL花火を懐かしむ投稿が急増します。
- 「PLの花火を見ないと夏が始まらないし終わらない、というのが南大阪人のDNAだった」
- 「あの狂気じみたラストの赤い空を超える花火大会は、日本中どこを探しても存在しない」
- 「子どもの頃は当たり前だと思っていたけれど、とんでもないスケールの祭典だったんだと今になって痛感する」
こうした声を受け、近隣の大阪狭山市では「桜まつりサマーブロッサムナイトin狭山池」が8月1日に開催されるなど、PL花火が残した南大阪の夏の灯火を地域の手で引き継ごうとする新たな試みも始まっています。