SNSや大手質問掲示板を調査すると、「エレベーターで『After you』と言われ、頭が真っ白になって無言でお辞儀だけして通り過ぎてしまった」「何か言い返そうとして『You too』と言ってしまい後悔した」といった実体験が数多く投稿されています。
結論から述べると、相手から「After you」と促された際の正解は、笑顔で短く感謝を述べ、迷わず速やかに進むことです。具体的には以下の3パターンを押さえておけば、どのような状況でも洗練された対応が完結します。
- 基本形:「Thank you.」(目を見て笑顔で会釈を添える)
- より丁寧な形:「Thank you, that’s very kind of you.」(ホテルのロビーやビジネスの場で同乗者から譲られた際)
- エレベーターを降りる際:「Thank you, have a good day.」(朝のオフィスやホテルで別れ際に)
最大のタブーは、言われた瞬間に思考停止して立ち止まることや、申し訳なさそうに視線を落として俯くことです。欧米のコミュニケーション作法において、譲られた側が恐縮して動きを止めるのは「相手の好意を拒絶した」あるいは「スムーズな動線を妨害した」と受け取られかねません。「Thank you」という明瞭な一言と、アイコンタクトを伴う1秒のアクションこそが最大の礼儀です。