このブームは子どもたちだけのものにとどまらない。火付け役となったのは、TikTokやInstagramに投稿された、クリエイターたちによる「本気のクランクアート」だ。
段ボールで作られたサラリーマンが満員電車で揺られるシュールな動きや、猫がひたすら猫パンチを繰り出す精巧なギミックなど、ユーモア溢れる作品が何百万回も再生されている。針金を曲げるだけで、これほど豊かな表情やストーリーを表現できるのかと、多くの大人が衝撃を受けた。かつて学校の授業で触れた懐かしさも手伝い、「自分も作ってみたい」と百円ショップに針金と段ボールを買いに走る大人が急増している。