もし自宅でトコジラミの存在(抜け殻や、黒い点状の糞の跡=血糞)を確認した場合、自力での駆除はほぼ不可能です。前述の通り、現代のトコジラミは薬剤耐性が非常に強いため、バルサンなどのくん煙剤を使用すると、逆に驚いた虫が壁の隙間や隣の部屋へと逃げ延び、被害を拡大させる原因になります。
2026年現在、専門業者による駆除は「加熱処理」や「バキューム吸引」、そして最新の耐性遺伝子に対応した非ピレスロイド系薬剤の局所投与が主流となっています。一部の自治体では駆除費用に対する補助金制度を新設する動きも出ており、早期発見・早期のプロへの依頼が、結果的に最も出費を抑える近道です。