札幌市東区北7条東9丁目、苗穂駅周辺の再開発が進むエリアの一角で産声をあげた「雨は、やさしく No.2」。店名に掲げられた「雨は」という叙情的なフレーズは、従来の札幌味噌ラーメンが持っていた無骨なイメージを一変させ、洗練されたカフェのような外観とジャズが流れる空間設計で一躍脚光を浴びました。
本店で確立された「スープに溶かしながら味の変化を楽しむペーストスタイル」を受け継ぎつつ、2号店が打ち出した看板は雨はやさしく 鶏白湯ラーメンでした。じっくりと炊き出されたクリーミーで雑味のない濃厚白湯スープに、中央に鎮座する特製の雨はやさしく 帆立ペースト。これを徐々にスープへ溶かし込むことで、鶏のまろやかな旨味に北海道産ホタテの力強い磯の香りと凝縮されたタウリン系の旨味が重なり、一口ごとに表情を変える重層的な味わいを構築していたのです。
当時の雨はやさしく2号店 メニューは、基本の白湯(醤油・塩)に加え、ホタテの風味をダイレクトに引き立てる工夫が凝らされており、単なる支店展開の枠に収まらない「独立した一つの完成形」として多くの熱狂的ファンを生み出しました。