相模原市南区に位置するキャンパスに足を踏み入れると、まず目を奪われるのが東海大相模高校野球部の練習環境の充実ぶりです。両翼約95メートル、中堅約120メートルの専用球場に加え、複数箇所でのバッティングが可能な大型雨天室内練習場、夜間照明、最新の測定機器を備えたトレーニングルームが一体化しています。
一方で、県外からの越境入学者や遠方出身者が暮らす寮環境については、外部から「昭和的な厳しい上下関係が残っているのではないか」という懸念を持たれることも少なくありません。しかし、現場取材および寮生・保護者のリアルな評判を照らし合わせると、その実態は大きく様変わりしています。
合宿所である「望星寮」では、専属の管理栄養士による徹底した食事サポートが行われており、体重増量やリカバリーを目的とした栄養指導が科学的に実施されています。理不尽な雑用文化や過度な連帯責任は廃止され、各自がストレッチやコンディショニング、学習時間を確保できる環境が整えられました。保護者ネットワークの聞き取り調査でも「以前のイメージとは異なり、指導陣との面談や情報共有が頻繁に行われており、安心して預けられる」という声が大半を占めています。