除草剤は雨の直前直後に撒くべき?流れる時間と効果倍増の法則

除草剤は雨の直前直後に撒くべき?流れる時間と効果倍増の法則

除草剤は雨の直前直後に撒くべき?流れる時間と効果倍増の法則についての真相をお届けします。

園芸コミュニティや知恵袋などの相談掲示板では、「小雨程度なら散布しても大丈夫か」「粒剤なら大雨の最中に撒いても溶けて浸透しやすいのではないか」といった誤解が散見されます。しかし、雨の日に撒くリスクと失敗理由には、物理的・環境的な決定打が存在します。

まず、雨が降っている最中に液剤を散布する行為は、投棄に等しい無意味な作業です。葉の表面が雨水で濡れている状態では薬液が希釈されて規定濃度を大幅に下回る上、葉に付着した薬液は雨滴の衝撃で地面へ即座に弾き飛ばされてしまいます。

また、「雨で溶けるなら好都合」と考えがちな粒剤であっても、雨の降下中や豪雨前の散布は極めて危険です。土壌が保水限界を超えて雨水が表面を流走(表面流出)すると、薬剤の粒子が狙ったエリアから流失し、隣接する家庭菜園、花壇、あるいは側溝を通じて河川へと拡散します。「大切な花木が突然枯死した」「傾斜地の下にある隣家の芝生を全滅させてしまった」といった近隣トラブルの多くは、雨の日に強行された粒剤散布の流亡が引き起こしています。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。