平熱なのになぜ?体に熱がこもる3つの原因と今すぐ冷やすべき部位を徹底解説

平熱なのになぜ?体に熱がこもる3つの原因と今すぐ冷やすべき部位を徹底解説

平熱なのになぜ?体に熱がこもる3つの原因と今すぐ冷やすべき部位を徹底解説についての最新情報をご紹介します。

体に熱がこもって苦しい時、どのように対処すれば速やかに熱を放出できるのでしょうか。即効性のある物理的アプローチから体質改善まで、検証済みの方法を解説します。

まず最優先で行うべきは、効率よく熱を逃がすための「冷却部位の選定」です。冷やすべきポイントは、太い動脈が皮膚の近くを通っている以下の3大部位です。 保冷剤や氷嚢をタオルで包み、「首の後ろ・両側(頸動脈)」「脇の下(腋窩動脈)」「足の付け根(大腿動脈)」に当てます。さらに、最新の生理学研究で注目されているのが、手のひらや足の裏にある特殊な血管「AVA血管(動静脈吻合)」です。冷たすぎない水(15℃前後)に手のひらを浸したり、ペットボトルを握ったりするだけでも、血液を通じて効率的に深部体温を下げることができます。

あわせて実践したいのが、自律神経の興奮を鎮める東洋医学のアプローチです。首の付け根にある骨の出っ張り直下にある「大椎(だいつい)」や、肘を曲げたときにできる外側のシワの端にある「曲池(きょくち)」は、体熱の発散を促す代表的なツボです。また、過度な緊張を緩和するには、息を4秒吸い、7秒止め、8秒かけて細く吐き出す「4-7-8呼吸法」を取り入れることで、副交感神経を刺激して血管の過度な収縮を解除できます。

食生活では、旬の野菜の力を借ります。きゅうりやスイカ、トマト、ナスといった夏野菜には、余分なナトリウムと熱を排出するカリウムや良質な水分が豊富に含まれており、食べるクールダウンとして有効です。

根本的な体質改善を目指す場合は、漢方薬の選択肢があります。 全身の激しい熱感とのどの渇きが強い場合は「白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)」、イライラやのぼせ、不眠を伴う熱感には熱を冷ます作用の強い「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」、更年期特有の冷えとのぼせが混在する場合は「加味逍遙散(かみしょうようさん)」が処方されます。漢方薬を取り入れる際は、必ず医師や薬剤師に「証(体質)」を鑑別してもらいましょう。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。