笠井アナ悪性リンパ腫ステージ4からなぜ完全寛解?壮絶闘病の真相と現在の姿

笠井アナ悪性リンパ腫ステージ4からなぜ完全寛解?壮絶闘病の真相と現在の姿

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笠井アナが異変を感じたのは、長年キャスターを務めた『情報プレゼンター とくダネ!』を卒業し、フジテレビを退社した2019年秋のことでした。当初はハードスケジュールによる極度の腰痛や頻尿といったマイナートラブルと捉えられていましたが、精密検査の結果下された診断は、血液のがんであるびまん性大細胞型B細胞リンパ腫のステージ4でした。

この病気は、リンパ系組織に存在するBリンパ球ががん化し、急速に増殖する進行性の非ホジキンリンパ腫です。骨髄や全身の複数箇所に病変が広がっていたため最重度の病期と判定されましたが、笠井アナは診断直後から逃げることなく、自身の冠番組をはじめとするメディアで病名を包み隠さず公表しました。

入院経過は壮絶を極めました。2019年12月中旬から開始された抗がん剤治療(CHOP療法に分子標的薬リツキシマブを加えたR-CHOP療法など)により、激しい倦怠感、口内炎、脱毛といった典型的な副作用に直面。持病の腰痛と相まって一時は自力歩行すら困難な状態に追い込まれながらも、主治医チームとの綿密な連携によって計6クールの化学療法を完遂しました。

当時を振り返る手記の中で笠井アナは、「フリーになった途端に命の危機に瀕し、絶望に打ちひしがれた」と吐露しています。しかし、元アナウンサーで当時テレビ東京の報道局に勤務していた妻の茅原ますみさんの徹底した生活支援と精神的伴走、そして3人の息子たちの存在が、過酷な闘病生活を支え抜く強靭な防波堤となりました。

森 瞳
著者

森 瞳

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