ラーメン東大は、創業の地である徳島市内を中心に、関西エリアなどの要衝へ戦略的な店舗展開を行っています。現地の生の熱気と最新の営業体制について、代表的な拠点の実情を掘り下げます。
まず外せないのが、聖地である「徳島ラーメン東大 大道本店」です。徳島市大道に構えるこの本店は、夕暮れ時から翌朝4時頃まで灯りをともし続ける深夜営業のメッカとして君臨しています。徳島一の歓楽街である秋田町に近接しており、夜の酒宴を楽しんだサラリーマンや若者たちが「最後の締め」として雪崩れ込む光景は徳島の風物詩です。豚骨を炊き出す濃厚な獣臭と醤油の焦げた香りが深夜の通りに漂い、店内は活気に満ち溢れています。
一方、観光客や出張族にとって最もアクセスしやすく、ブランドのショーケースとなっているのが「ラーメン東大 京都拉麺小路店」(京都駅ビル10階)です。京都拉麺小路の中でも屈指の行列店として知られ、国内客のみならずアジア圏や欧米からのインバウンド客が引きも切りません。すき焼き(SUKIYAKI)の味覚プロファイルに親しみを持つ訪日外国人にとって、東大の甘辛い肉盛りラーメンと生卵の組み合わせは親和性が極めて高く、「日本で食べた最もユニークなラーメン」としてSNSで広く拡散されています。
また、店舗へ足を運べない遠方ファンの受け皿として、ラーメン東大の公式オンライン通販(お取り寄せ)も極めて堅調です。近年の急速冷凍・真空包装技術の向上により、お店の寸胴から直詰めしたような高濃度の乳化スープと、秘伝のタレで仕込まれた豚バラ肉が忠実にパッケージングされています。自宅で調理する際は、ぜひスーパーで新鮮な生卵と炊きたての白米を用意し、店舗と全く同じ布陣で対峙することをおすすめします。