運動会リレー速く走るコツ!走力差を覆すバトンパスと走順の極意

運動会リレー速く走るコツ!走力差を覆すバトンパスと走順の極意

運動会リレー速く走るコツ!走力差を覆すバトンパスと走順の極意の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

インターネット上の掲示板やSNSでは、「リレーは一番タイムが遅い走者を2走に置いて誤魔化せ」「アンカーが超人的に速ければすべてひっくり返せる」といった俗説が散見されます。しかし、現代の運動会レギュレーションを考慮すると、こうした戦術は極めて高いリスクを孕んでいます。

代表的な誤解の一つが、「足の遅い走者にセパレート(専用レーン走行)の第1走を任せれば接触を避けられる」という論理です。第1走で大きな差をつけられてしまうと、第2走者は「オープンコース(自由走路)」に移行した段階で外側の大外を走らされる羽目になり、走行距離が数メートルから十数メートルも増大します。これこそが、ネットの噂に惑わされたチームが陥る典型的な負けパターンです。

では、走力差をひっくり返す運動会リレーで逆転勝ちする裏技とは何でしょうか。その決定打となるのが、「テイクオーバーゾーンにおけるバトンの受け渡しラインの意図的なクロス配置」です。通常、バトンは落馬を防ぐために「左手から右手、右手から左手」へと交互に受け渡す(イン・アウト法)のがセオリーとされています。しかし、カーブに入る走者はインコース側の手でバトンを持ったまま走ってしまうと、コースの内周ギリギリを走る際にバトンが邪魔になったり、渡す際の位置取りが制限されたりします。

逆転を狙うチームは、「第1走者が右手で持ち、カーブ走の第2走者は内側に位置取った左手で受け取り、直線に入る第3走者は右手で受け取る」というように、コース形状に合わせて受け渡す手を緻密に固定しています。これにより、受け手は外側に膨らむことなく、最短ラインをトレースしながら助走に入ることができます。些細な調整に思えるかもしれませんが、この走行軌道のロス防止によって、走行距離換算で優に1メートル以上のリードを奪うことが可能になります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。