自分が「一般的な高所への警戒心」の範囲内なのか、それとも「克服や治療が必要な高所恐怖症」なのかを判別するために、代表的な特徴と症状を整理したセルフチェックリストを作成しました。
- 透明なガラス床や吹き抜けの柵に近づくことすら耐えられない
- 歩道橋、エスカレーター、ビルの上階へ行く予定があるだけで前日から憂鬱になる
- 高い場所に立つと、激しい動悸・冷や汗・手足の震え・過呼吸が起こる
- 安全な手すりや壁がある屋内であっても、「落ちるのではないか」という恐怖が消えない
- 高所を避けるために移動ルートを大幅に変更するなど、日常生活や仕事に制約が出ている
上記のうち3項目以上に強く該当する場合、医学的なアプローチを検討する価値があります。一方で、近年問題視されているのが対極の概念である「高所平気症」との違いです。
タワーマンションの高層階で育った子どもなどに増えているとされる高所平気症は、恐怖を感じるべき危険な状況でも感覚が麻痺してしまう現象であり、転落事故の直接的な危険を伴います。これに対し、高所恐怖症は安全な環境下でも恐怖が過剰に発動してしまう状態であり、双方は対極のメカニズムを持っています。