マスターズゴルフ倶楽部のコース設計は、全長10,441ヤード、27ホール(パー108)というゆとりあるスケールで展開されています。「東コース」「中コース」「西コース」の3コースで構成され、トーナメントでは主に中コースと東コース(年度によって西コース)が激戦の舞台となります。
コース全体の特徴として、フラットでフェアウェイが広い設計となっており、一見するとティーショットでのプレッシャーは少ないように感じられます。しかし、そこに巧妙に絡むウォーターハザード、巨大なガードバンカー、そしてアンジュレーションに富んだ高速ベントグリーンがゴルファーの行く手を阻みます。
各コースのレイアウトと攻略ポイント
- 東コース:自然の景観美と池のプレッシャーが調和したレイアウト。距離感の正確性が問われるパー3や、セカンドショットの落とし所が極端に狭くなるミドルホールが存在します。
- 中コース:トーナメントのハイライトとなるホールが多く、ダイナミックな造形が特徴。特に上がりホールにかけては池とバンカーが連続し、メンタルの強さが試されます。
- 西コース:フラットながらもドッグレッグや微妙な起伏が配置され、ハザードを避ける正確なショットマネジメントが求められるテクニカルな設計です。
コースレートはバックティーからで73以上に達し、競技志向のプレーヤーにとっても申し分のない手応えを提供します。一方で、レディースティーやゴールドティーの配置も計算されているため、アベレージゴルファーやシニア、女性プレーヤーでもボールを失くしにくく、純粋に戦略的なゴルフを楽しめる懐の深さがあります。