2人の出会いは、2009年公開の本格時代劇アクション映画『カムイ外伝』での共演でした。過酷なアクション撮影と長期にわたる地方ロケが続く中、主演を務めた松山ケンイチ(1985年生まれ)は、ヒロイン役の小雪(1976年生まれ)に対して早い段階から特別な感情を抱くようになります。
当時、2人の間には約8歳の年の差があり、小雪はすでに映画やドラマで主演・ヒロインを数多く務めるトップ女優としての地位を確立していました。一方の松山も『デスノート』のL役などで若手実力派として頭角を現していたものの、キャリア的にも人生経験的にも小雪は圧倒的な「大人の女性」でした。
交際のアプローチを仕掛けたのは松山ケンイチ側でした。しかし、最初の告白に対して小雪が放った言葉は、芸能界でも語り草となっています。当時のバラエティ番組や各種インタビューで明かされたところによると、小雪は「あなたのような若造が、私のような酸いも甘いも噛み分けた女を受け止められるの?」と率直に問い返し、当初は本気にして受けて流していたといいます。
それでも松山は怯むことなく、「自分なら受け止められる、共に人生を歩みたい」とストレートに情熱を伝え続けました。約2年間に及ぶ真摯なアプローチが実を結び、小雪の信頼を勝ち得た2人は交際へと発展。2011年4月上旬に都内の区役所へ婚姻届を提出し、正式に夫婦となりました。年の差やキャリアの差を言い訳にせず、正面から人間同士として向き合った誠実さこそが、強固なパートナーシップの原点となっています。