では、どうすればあの愛着ある造形をわずか3分で紙の上に再現できるのか。プロの現場で使われる「シルエット認識」を応用した、初心者向けの下書きメソッドを明かそう。細部を追うのではなく、まずは大きな幾何学パターンを捉えることが最大の秘訣だ。
ウッディを描く場合、最初の一歩は「細長い卵形」の顔を描くこと。その上に台形を乗せ、緩やかなカーブでツバをつければ一瞬でカウボーイハットが完成する。目と鼻は顔の中心よりやや低めに配置し、三日月のような大きめの笑顔を描き込む。最後に首元のバンダナを三角形で添えれば、線の数は15本にも満たないうちにウッディの温かみが宿る。
一方のバズ・ライトイヤーは「角の丸い正方形」から始める。頑丈なアゴを意識して輪郭を取り、頭部を包む紫色のフードとヘルメットの円を描く。目元は直線的な眉毛と力強い瞳、そして顎先に特徴的な螺旋のマークをちょこんと打つ。肩には長方形のアーマーを左右に置くだけで、たくましいスペース・レンジャーの骨格が立ち上がる。迷い線を恐れず、大胆に幾何学パーツを置くこと。これだけで下書きは2分、ペン入れを含めても3分で仕上がる。