時間の使い方に応じて、選択肢が多様化している点も見逃せない。都心の一等地に佇むラグジュアリーなデイスパは、わずか半日の空き時間で劇的な疲労回復をもたらす都市生活者のセーフティネットとして機能している。洗練されたトリートメントと静謐なラウンジは、分刻みで働く現代人にとって欠かせない逃避場所だ。
一方で、医師や理学療法士が監修に入り、バイタルデータの測定やパーソナライズされた湯治プログラムを提供するメディカルスパの台頭も著しい。じゃらんnetなどの主要トラベルポータルでも、ヘルスケアや未病改善に特化した長期滞在プランの特集が組まれるなど、利用者の関心は年々シビアかつ本格的なものになっている。
リフレッシュのためのデイスパか、根本的な体質改善を目指すメディカルスパか。現代のユーザーは自らのコンディションを冷静に見つめ、最適なソリューションを主体的に選び分けている。