おかもとまりさんの原点を語る上で欠かせないのが、2000年代後半に巻き起こったものまねブームです。太田プロダクションに所属し、広末涼子さんの顔真似を中心に、松岡茉優さんや関根麻里さんなどのレパートリーを次々と披露。「ものまね=デフォルメした笑い」という従来の図式を覆し、「本物そっくりで可愛い」という新しいジャンルを開拓しました。
その端正な容姿から、グラビア界からも熱烈なオファーが殺到。おかもとまり 写真集 一覧を振り返ると、1st写真集『Okamoto Mari』(2010年)、『グレーゾーン』(2011年)、『砂時計』(2013年)など、数々のヒット作を世に送り出しました。若い頃のグラビアでは、華奢な体躯とあどけない笑顔が印象的であり、男性ファンのみならず、メイクやスタイリングを参考にする女性ファンをも惹きつけました。
当時のインタビュー手記において、彼女は「芸人としての面白さを求められる現場と、容姿を褒められるグラビアの現場との間で、自分の立ち位置に激しく葛藤していた」と語っています。その葛藤こそが、後のクリエイター転身への大きなエネルギー源となっていきました。