旅行計画を立てる際、カーナビやマップアプリの検索で絶対に犯してはならないミスがあります。それが、前述した「愛知県豊田市」と「山口県下関市豊田町」の名称重複による検索トラブルです。
山口県の旧豊田町に位置する「道の駅 蛍街道西ノ市」は、清流・木屋川のホタル鑑賞地として全国に名を馳せ、泉質の良さで知られる「一ノ俣温泉」の源泉を引いた名湯を有しています。ネット上で「豊田の道の駅の温泉がトロトロで最高だった」という口コミを見かけ、愛知県のどんぐりの里いなぶを訪れた旅行者が、「思っていた泉質と違う」と戸惑うケースが散見されます。
愛知県豊田市の「どんぐりの湯」は低張性弱アルカリ性のさらりとした肌当たりの良い良泉であり、一方の山口県「蛍街道西ノ市」は硫黄分を含むぬめり感の強い美肌の湯です。それぞれに素晴らしい個性があるものの、走行ルートや所在地を誤認してナビ設定を行うと致命的なロスタイムを生みます。「豊田の道の駅」を検索する際は、自分が向かう目的地が中部・愛知(稲武地区)なのか、中国・山口(下関地区)なのかを必ず住所と合わせて確認するリテラシーが求められます。