桜のシーズンが過ぎ去った5月下旬、函館市街地から東へ車を走らせた先にある活火山・恵山(標高618m)の山麓では、道南屈指の壮大な花の祭典が幕を開けます。山裾に広がる「恵山つつじ公園」には、真紅のエゾヤマツツジや淡い紅色を帯びたサラサドウダンなど約60万本が自生しており、山肌一面が燃えるような赤一色に染まり上がります。
最新の恵山つつじ開花予想では、5月20日前後に咲き始め、5月最終週から6月第1週にかけて最盛期を迎える見込みです。毎年開催される「恵山つつじまつり」では、地元の海産物直売やステージイベントが催され、多くの観光客で賑わいます。
恵山を目指すなら、函館の花の名所ドライブコースとして国道278号(恵山国道)を経由するドライブルートが快適です。津軽海峡沿いのダイナミックな海岸線を抜け、硫黄の噴煙を上げる恵山の荒々しい岩肌と可憐なツツジのコントラストへ至るルートは、道南ドライブの真骨頂といえます。帰路に「水無海浜温泉」や「南茅部温泉郷」へ立ち寄れば、花と名湯を一度に満喫できます。