ネット上の情報で散見される最大の誤解が、「高知駅から空港連絡バスはいつでも頻繁に出ている」「ごめん・なはり線の列車はすべて高知駅から直通している」という思い込みです。現場の交通運用に照らし合わせると、ここには明らかな認識のズレがあります。
まず、南口バスターミナルから発着する高知駅空港連絡バス時刻表は、一般的な路線バスのような等間隔運行ではなく、高知龍馬空港を発着する航空機の時刻に連動して組まれています。そのため、航空便が重なる時間帯には短い間隔で運行される一方、日中の便間が空く時間帯には1時間近く運行がない空白帯も存在します。「駅に行けばすぐに空港バスに乗れるだろう」と見切り発車すると、搭乗手続きに間に合わない致命的なトラブルに直結しかねません。
また、ごめん・なはり線高知駅時刻表に関しても細心の注意が求められます。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の起点駅はあくまで「後免駅」であり、高知駅へ直接乗り入れる列車は一部に限られます。直通便以外の列車を利用する場合は、高知駅からJR土讃線の普通列車で後免駅まで移動し、後免駅の連絡跨線橋を経由して乗り換える必要があります。この乗り継ぎ時間を計算に入れていない旅行者が現地で慌てるケースが後を絶ちません。
さらに市内移動の要であるとさでん交通高知駅前時刻表についても、南口広場に直結する電停から「はりまや橋」「桟橋通五丁目」方面へ日中約6〜7分間隔と高頻度で運行されていますが、伊野方面や後免町方面へ向かう場合は「はりまや橋」電停での乗り換えが必要になる運用が基本です。路面電車特有の乗り継ぎルール(乗換券の発券や対応ICカードでのタッチ処理)を理解しておくことが無駄な出費や時間を防ぐ鍵となります。