経済的インパクトもすでに数字となって現れている。従来の一極集中型では、特定のホテルだけが満室になり、隣接都市への経済効果は限定的だった。しかし、三市同時開催の報が流れると同時に、草津駅周辺や守山・野洲エリアの宿泊施設まで予約が殺到する現象が起きた。
地元の飲食店街では、3市の特産品を使った「花火観覧特別コース」やテイクアウト用のコラボ弁当が次々と開発されている。一晩のイベントで終わらせず、宿泊客に翌日のびわ湖観光まで楽しんでもらう回遊ルートの策定に、地元の観光協会も手応えを感じている。「点」の観光から「面」の観光への転換。それこそが、広域連携がもたらした最大の成果と言えるだろう。