1999年に導入された090識別番号は、携帯電話の爆発的な普及に耐えきれず、早くから新規割り当ての上限に達していた。これに対応するため総務省は、電気通信事業法に基づく番号割り当て計画を随時見直し、番号資源の枯渇を防ぐための厳格な管理を実施してきた。
かつては080番号や070番号が順次開放され、近年では「060」から始まる新番号帯の導入準備が進められている。だが、その裏側で活発化しているのが、解約された番号を回収して一定の冷却期間の後に再利用する「リサイクル運用」だ。
2026年に向けた最新の運用基準では、番号資源の枯渇対策として解約後の保管期間が従来よりも合理化されている。つまり、今新たに契約しても、過去に誰かが使っていた「リサイクル090番号」に当たる確率が今まで以上に高まっているのだ。