高校時代の佐藤健を語る上で外せないのが、数々の「モテ伝説」だ。他校の女子生徒が彼の姿を一目見ようと校門前に集まったという噂や、バレンタインデーには下駄箱からあふれるほどのチョコが届いたというエピソードは、ファンの間でも半ば伝説化している。しかし、当の本人は意外にも目立つことを好まず、教室の隅で静かに過ごすタイプだったとも言われている。
彼の高校生活の大部分を占めていたのは、ブレイクダンスへの情熱だった。部活動や友人とのダンスチーム活動に没頭し、深夜まで練習に打ち込む日々。服やヘアスタイルへのこだわりもこの頃から強く、ストリートカルチャーに傾倒していた。一見クールで近寄りがたい雰囲気を纏いながらも、内面には表現への熱い情熱を秘めていたのだ。