もし新筐体が開発された場合、従来の旧筐体からどのような進化を遂げるのか。アーケード業界のトレンドと技術水準を踏まえると、いくつかの決定的なスペック変更が予想されます。
最も注目されるのが、120Hz以上の高リフレッシュレート液晶ディスプレイの搭載です。従来のポップン旧筐体は、初期のCRT(ブラウン管)から液晶モニターへの換装を重ねてきた個体が多く、画面の残像感や描画遅延が長年の課題となっていました。激しい高難易度譜面の視認性を劇的に向上させる高速パネルの採用は、現代音ゲーにおける必須要件といえます。
さらに重要なのが、9つのボタンユニットにおける打鍵感と入力判定の精密化です。ポップン特有の半球状ボタンは物理的なストロークが深く、長年プレイされた筐体ではマイクロスイッチのへたりやバネ圧の個体差が目立ちます。新筐体では、ミリ秒単位の判定調整に対応した高精度センサーや、メンテナンス性に優れた新設計ユニットの導入が有力視されています。
また、プレイヤーの手元や表情をキャプチャする配信向けカメラの標準装備、サブモニターによるUI拡張など、eスポーツシーンを見据えた機能拡張も旧筐体との大きな差別化ポイントになるはずです。