高砂熱学工業の「やばい」を紐解く上で、まず避けて通れないのがその破格の給与水準だ。有価証券報告書などの公表データを見ても、30代半ばで年収800万円〜1,000万円前後に達するケースは珍しくない。40代の管理職クラスともなれば、業績連動賞与の跳ね上がりによって1,200万円を超える年収を手にする社員もザラに存在する。
この背景にあるのは、同社が誇る高収益体質だ。空調設備の単なる取り付けにとどまらず、設計・施工・保守運用管理までを一元化し、難易度の高い大規模プロジェクトを独占的に受注している。その利益が惜しみなく社員の賞与や手当へ還元される構造が出来上がっている。同年代の一般的な会社員と比較した際、通帳に振り込まれる金額の大きさに「やばい」と感じる人が多いのも頷ける話だ。