強豪校ゆえのプレッシャーがかかる中、チームを束ねる主将の存在感は抜群だ。声でチームを引っ張るだけでなく、ピンチの場面ではマウンドへ素早く駆け寄り、投手に落ち着きを与える冷静さを併せ持つ。グラウンド外での礼儀や準備の徹底も徹底されており、主将の姿勢がチーム全体の士気を底上げしている。
厳しい冬のグラウンドで培われた結束力は、試合の土壇場で発揮される。劣勢に立たされてもベンチから途切れることのない声援と、次の打者へ繋ぐ強い意識。個々のポテンシャルに頼るだけでなく、組織としての連帯感が今の敦賀気比を支える最大の武器だ。