Q1:ヤクザを辞めたら、すぐに銀行口座を作ったりアパートを借りたりできますか?
A1:すぐにはできません。「元暴5年条項」により、脱退後最低5年間は現役組員と同等に扱われます。警察や都道府県の暴力追放運動推進センターによる離脱証明や身元引受人の確保、協賛企業への就労など、公的な支援プロセスを経なければ口座開設や賃貸契約は困難です。
Q2:現在の暴力団組員は、具体的に何をして生活費を稼いでいるのですか?
A2:合法的な事業からの排除が進んだため、密漁や特殊詐欺の末端関与、違法風俗の裏方、不用品回収などの下請け作業に従事するケースが多大です。しかし、それすらままならず、親族の年金に頼ったり、生活困窮から日用品の万引きなどで逮捕される高齢組員が続出しています。
Q3:昔のように街中で派手な銃撃戦や抗争事件が起きる可能性はありますか?
A3:可能性は極めて低くなっています。特定抗争指定暴力団に指定されると、事務所使用禁止や集合禁止などの強力な罰則が科され、一発の銃声で組織そのものが即座に壊滅状態に追い込まれるため、各組織の上層部は抗争を厳しく禁じています。
Q4:ヤクザと「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」の違いは何ですか?
A4:ヤクザは親分子分の盃事(儀礼)や明確な組織規約、固定事務所を持つピラミッド型組織です。一方、トクリュウは事務所や看板を持たず、SNSなどで闇バイトを募り、犯行ごとに離合集散を繰り返す流動的で非対面なネットワーク型グループです。