スタジアムの空気感とオンライン空間での評価は、チームの真のモメンタムを測る重要なバロメーターです。本拠地パナソニックスタジアム吹田には、毎試合3万人を超えるサポーターが集結し、熱気あふれるチャントがピッチへと注がれています。
現場取材で見えてくるのは、サポーターのサッカー観の変化と成熟です。かつてのガンバ大阪といえば「超攻撃的だが守備が脆い」というイメージが定着していましたが、現在のファン層は、ポヤトス監督が志向する緻密なビルドアップや、全員が連動するハイプレスの規律を高く評価しています。現地観戦組からは次のような声が多く聞かれます。
「以前のように無謀に前がかりになってカウンターで沈む試合が本当になくなった。1-0のスコアでも安心して見ていられる試合運びの巧さは、強い時代のガンバを思い出させる」(吹田市在住・サポーター歴18年)
一方、SNSや掲示板などのネットの反応を検証すると、賞賛とともに極めて建設的な要求が飛び交っています。「失点が激減したのは素晴らしいが、引いた相手を崩し切るラストサードのアイディアがもう一段欲しい」「得点源となるストライカー陣の爆発があれば、一気に首位へ手が届く」といった声が目立ちます。サポーターの視線はもはや単なるJ1残留ではなく、頂点を極めるためのディテールへと向けられています。