境内に鎮座する七つの社を順序正しく参拝することで、あらゆる願いが成就すると伝わる「七社巡り(ななしゃめぐり)」。漫然と歩くのではなく、神職が推奨する正式な導線に沿って祈りを捧げることが、古くからの作法とされています。現地調査に基づく静岡浅間神社 七社巡り 順番の標準的な進行ルートは以下の通りです。
【七社巡りの基本順路と御祭神】
- 神部神社・浅間神社(大前):まずは正面大社殿へ。神部神社(駿河国総社・延命長寿)と浅間神社(富士山本宮・安産子育)の二社が合祀された重厚な二重楼閣造りで、全体の守護と家庭円満を祈願。
- 少彦名神社(すくなひこなじんじゃ):医薬・温泉・酒造の神。病気平癒や身体健全、心身のリフレッシュを祈る社殿。
- 玉鉾神社(たまぼこじんじゃ):国学の四大人(荷田春満・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤)を祀る学問の聖域。受験合格や資格取得、学業成就にご利益。
- 八千戈神社(やちほこじんじゃ):徳川家康公の念持仏(摩利支天)を祀っていた旧社。必勝祈願、開運招福、武運長久の象徴。
- 麓山神社(はやまじんじゃ):賎機山(しずはたやま)中腹に位置する山宮。100段の石段を登り、大山祇命(おほやまつみのみこと)に長寿息災・衣食住の加護を祈る。
- 大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ):境内南側に位置する駿府最古の市場守護神。商売繁盛、産業発展、家運隆盛を祈念して結びとする。
神聖な参拝体験を完了するための静岡浅間神社 参拝時間は、境内への立ち入り自体は24時間可能ですが、社務所や授与所の受付時間は午前9時00分から午後5時00分までとなっています。山腹へ登る麓山神社を含めると、全体の所要時間は標準的なペースで約40分〜60分を見込んでおくと、心静かに祈りを捧げることができます。