アンダーカテゴリー時代から日の丸を背負い続けてきた堂安律日本代表経歴は、エリート街道そのものです。2016年のAFC U-19選手権で日本を初優勝に導き大会MVPを獲得、2017年のFIFA U-20ワールドカップでも鮮烈な活躍を見せて世界にその名を知らしめました。
その後、ガンバ大阪からオランダのFCフローニンゲン、PSVアイントホーフェン、ドイツのアルミニア・ビーレフェルト、SCフライブルクと欧州の名門クラブを渡り歩き、2022年のカタールW杯ではドイツ戦・スペイン戦という歴史的ジャイアントキリングの両試合で値千金の同点ゴールをマーク。2026年北中米W杯を目指す森保ジャパンにおいても、背番号10や副キャプテン格としての重責を担っています。
彼がピッチ上で見せるプレースタイルは、球際の激しいデュエル、泥臭くゴールへ執着する姿勢、そして強烈なリーダーシップです。こうした資質は、往年の日本人選手が苦手とされてきた「狡猾さ」や「勝負に対する剥き出しの執念」を具現化したものであり、それが一部の観客やネットウォッチャーに「日本人離れしている」「大陸的なメンタリティだ」と錯覚させ、ハーフ説などの根拠なき噂を呼び込む土壌となってしまったと言えます。