龍の刺青は、配色によって司るエネルギーが大きく異なります。古代中国の五行思想(木・火・土・金・水)と結びついた黒龍や赤龍など色別の象徴を知ることで、デザインの深みは格段に増します。
・黒龍(水):深淵な知恵、冷静沈着、強力な守護と水神としての力を宿す。
・赤龍(火):情熱、強烈な生命力、悪霊を焼き尽くす厄除けのパワー。
・青龍・蒼龍(木):東方を守護する四神の一角。春の息吹、成長、新たなスタートを象徴。
・白龍(金):純粋、高貴、西方守護、金運や豊かさの巡りを引き寄せる。
・金龍・黄龍(土):万物の中心に位置し、絶対的な権威と究極の吉兆を表す。
また、龍と並んで描かれる代表格が「虎」です。龍と虎の刺青(龍虎)の意味は、天を司る龍(陽)と地を駆ける虎(陰)が対峙することで生まれる「完全な調和と均衡」にあります。互角の実力を持つ英雄同士のライバル関係を表現すると同時に、陰陽のバランスを保ち、精神と肉体の双方に揺るぎない強さをもたらす究極の構図とされています。