日本の『VOGUE JAPAN』をはじめとするファッション誌でも、彼女たちの生き方は度々特集される。読者が惹きつけられるのは、表面的な服の合わせ方だけではない。朝のカフェでエスプレッソを味わい、週末は蚤の市でアンティークを眺め、本を読み、議論を交わす日常の過ごし方だ。
年齢を重ねることに対する恐怖がない点も特筆すべきだろう。目元の笑いジワは、それまでの人生が豊かであった証拠として誇らしく語られる。化粧で全てを覆い隠すのではなく、肌の素地を慈しむ。生き方そのものが、佇まいの美しさとなって現れるのだ。