ネット上のQ&Aサイトなどでは「キーボードの故障だから買い替えるべき」「Windowsをクリーンインストールするしかない」といった極端な言説が散見されますが、これらは明らかな誤認です。IMEのバツ印はソフトウェア制御上の停止シグナルであり、キーボード本体の断線やハード障害でこのアイコンが出ることは構造上あり得ません。
また、意外な盲点となっているのが「別アプリのタッチキーボードサービス」や「テキストサービスと入力言語」の詳細設定内にある競合です。Webブラウザの特定拡張機能や、古いオンラインゲームの不正防止ガード(アンチチートツール)が、テキスト入力フックを不正な割り込みと誤検知してIMEの通信を遮断している事例も確認されています。周辺機器やOSの再インストールを検討する前に、常駐アプリの干渉を疑うのが鉄則です。