床嶋佳子の人生を語る上で欠かせないのが、少女時代から打ち込んできたクラシックバレエの存在だ。13歳で本格的にバレエの道へ進むと、その才能は瞬く間に開花した。
日々の厳しいレッスンを重ねた彼女は、全日本バレエコンクールで上位入賞を果たすなど、若くして頭角を現す。さらに、1986年には日本バレエ協会賞を受賞。まさに日本のバレエ界を担う新星として期待を集めていた。
「朝から晩までバレエのことばかり考えていた」と振り返る青春時代。怪我や挫折に苦しんだ時期もあったが、実家の家族による手厚いサポートが大きな支えとなった。この時代に培った圧倒的な体幹、しなやかな身のこなし、そして高い集中力は、後の表現者としての活動において大きな財産となっていく。