人気料理研究家のスタイル比較も興味深い。バズレシピのパイオニアであるリュウジ氏は、圧倒的な手軽さと酒乗りの良さを追求した叩ききゅうりのピリ辛和えを提案する。ラー油と和風出汁、旨味調味料を豪快に掛け合わせるスタイルは、一口目からガツンとくる圧倒的な満足感を生み出す。
一方で、料理家コウケンテツ氏が提案するのは、素材の味を活かした本格的な韓国風旨辛料理のアプローチだ。コチュジャンと粗挽き唐辛子、香ばしい煎りごまを丁寧にもみ込み、深みのある甘辛さを引き出す。同じピリ辛というテーマでありながら、ガッツリ系おつまみと上品な韓国オードブルという異なる魅力を放っており、気分や合わせるお酒によって作り分けるファンが急増している。