【2026現地ルポ】カナダ山火事が猛烈化、北米大空路の寸断と日本への波及——気候危機の「最前線」で今何が起きているのか

【2026現地ルポ】カナダ山火事が猛烈化、北米大空路の寸断と日本への波及——気候危機の「最前線」で今何が起きているのか

【2026現地ルポ】カナダ山火事が猛烈化、北米大空路の寸断と日本への波及——気候危機の「最前線」で今何が起きているのかに関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

今年に入り、北米大陸の気候バランスは目に見えて崩れ始めている。4月以降、現地では平年を8度以上も上回る猛暑日が続いた。乾燥しきった無数の針葉樹林は、ひとたび雷が落ちれば一瞬で巨大な火柱と化す「乾燥した薪」そのものだった。

特に現地を脅かしているのが、火災自体の熱によって生じる局地的な竜巻現象「火災旋風(ファイヤー・トルネード)」だ。数千度の炎の渦が森を飲み込み、数十キロメートル離れた安全地帯とされていた住居エリアにまで火の粉を撒き散らす。従来の防火帯はもはや用をなさない。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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