馬酔木(あしび)の毒性と花言葉の真相|万葉集から庭木の注意点まで解説

馬酔木(あしび)の毒性と花言葉の真相|万葉集から庭木の注意点まで解説

今注目を集めている 馬酔木(あしび)の毒性と花言葉の真相|万葉集から庭木の注意点まで解説について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

ネット上やSNSのコミュニティで「馬酔木を人に贈るのは不吉」「花言葉が怖い」と話題になることがあります。実際に設定されている代表的な花言葉を整理してみましょう。

  • 「犠牲」
  • 「危険」
  • 「清純な心」
  • 「二人で旅をしよう」

「清純な心」や「二人で旅をしよう」といった前向きでロマンチックな言葉がある一方で、際立つのが「犠牲」と「危険」という強い警告を孕んだワードです。この二面性には明確な理由が存在します。

「危険」の由来は明白であり、前述した致死的な毒性に根ざしています。一方の「犠牲」という花言葉は、馬酔木の英名である「Japanese Andromeda(ジャパニーズ・アンドロメダ)」に由来します。ギリシャ神話において、母の虚栄心の身代わりとして海の怪物への生贄(いけにえ)に捧げられ、岩に鎖で繋がれた王女アンドロメダの悲劇的な運命が、うつむき加減に咲く白い花びらの姿と重ね合わされたためです。

アンドロメダは最終的に英雄ペルセウスに救出されて結ばれるため、西洋では救済の物語としても語られますが、日本語の花言葉としては「犠牲」という強烈なインパクトのみが独り歩きした経緯があります。贈り物として選ぶ際には、メッセージカードを添えて意図を明確にするなどの配慮が賢明です。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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