ネット上の旅行情報では「Uber(現UT)があればカカオTは不要」「流しのタクシーで十分」といった言説が見受けられますが、現地のタクシー事情を深く取材すると決定的な違いが存在します。
まず、韓国内におけるタクシーの保有台数と稼働率はカカオTが圧倒的なシェア(90%超)を握っています。Uber(UT)もソウル中心部では利用可能ですが、地方都市(釜山・大邱・済州島など)や郊外エリア、あるいは早朝・深夜帯の配車力においてはカカオTに軍配が上がります。
また、「流しのタクシー」を利用するリスクも無視できません。ソウル市内のタクシー料金は初乗り4,800ウォンと日本より割安ですが、路上で拾った観光客相手にメーターを倒さず不当な定額料金を要求する悪質な事例は完全にはゼロになっていません。カカオTを利用すれば、走行ルートがリアルタイムでアプリに記録され、事前推定料金も明示されるため、不正請求の抑止力として極めて強固に機能します。
【プロの結論】カカオTを使うべき人・他の移動手段を検討すべき人の判断基準
▼ カカオTの利用を強くおすすめする人:
- 韓国語での会話や道案内に不安がある旅行者
- スーツケースや免税ショッピングの荷物を抱えて移動する人
- 明洞、江南、聖水(ソンス)、弘大など人気エリアを効率よく巡りたい人
- 終電後の深夜帯に安全にホテルへ帰還したい人
▼ 他の交通手段(地下鉄・路線バス・Uber)を優先すべき人:
- 朝夕の極端な通勤ラッシュ時間帯(江南駅周辺などソウル中心部の幹線道路は大渋滞するため地下鉄が圧倒的に速い)
- 1人旅で極限まで交通費を節約したいバックパッカー層(地下鉄は初乗り約1,400ウォンと格安)
- 日本のUberアプリのアカウントを既に持っており、ソウル中心部のみを短距離移動する人