数々の試練やすれ違いを経て、最終回に向けたクライマックスでは美玲の精神的な自立と恋愛の成就が鮮やかに描かれます。
天然美女として周囲をコントロールし、美玲を孤立させようと画策していた渚は、自身の承認欲求と過去のトラウマが暴走した結果、ストーカー事件に巻き込まれて精神的に追い詰められます。そんな渚を命がけで助け出したのは、他ならぬ美玲でした。「人の評価ばかり気にして生きるのはもうやめよう」と涙ながらに本音をぶつけ合ったことで、渚もまた自分の歪んだ執着を手放し、髪をバッサリ切って大学を休学。自らの足で新たな人生を歩み出します。
そして美玲と慧は、お互いの過去も傷もすべて受け入れ、正式に恋人同士として結ばれます。かつては人前で堂々と歩くことすら怖がっていた美玲が、慧の手をしっかりと握り、大学のキャンパスを笑顔で歩くラストシーンは涙なしには見られません。「外見を変えても心は救われない。自分を愛して初めて世界が変わる」という力強いメッセージとともに、物語は最高のハッピーエンドを迎えました。