チェルシーの動向をめぐっては、インターネット上でいくつかの決定的な誤解が独り歩きしています。読者が誤った情報に惑わされないよう、取材に基づきファクトチェックを行います。
誤解①:「全国のコンビニやスーパーで再販が始まっている」というデマ
SNS上で「チェルシーが復活して売っていた」という写真付き投稿を見かけることがありますが、その大半は北海道物産フェア等の特設コーナーでの目撃談か、あるいはコラボ商品(フレーバーを再現したアイスや飲料など)との混同です。明治本体による全国の一般小売店向け通常販売は一切再開されておらず、今後もその予定はありません。
誤解②:「昔と同じカチカチのハードキャンディが復活した」という勘違い
前述の通り、道南食品が展開している復刻製品はあくまで「生食感」です。昔ながらの「口の中で何十分も転がして少しずつ溶かす」固いチェルシーを期待して購入すると、食感のギャップに驚くことになります。ただし、味わいのベースとなるバターの配合感やヨーグルト特有の酸味とコクのバランスは、旧来のフレーバー配合を極めて高い精度で継承しています。
誤解③:フリマアプリ等における転売品の安全性
終売から年月が経過した現在でも、フリマアプリ等で旧チェルシーの未開封品が高値で出品されているケースが見受けられます。しかし、製造から大幅に賞味期限を超過したキャンディは、油脂分の酸化や吸湿による著しい風味劣化、変質の恐れがあります。衛生上・健康上の観点から、賞味期限切れの旧品にプレミアム価格を支払って購入することは避けるべきです。