こうした異例の事態に対し、ブランドを統括する株式会社ポケモンも手をもねいていたわけではない。代表取締役社長の石原恒和氏をはじめとする経営陣は、ファンの安全確保と健全な販売体制の構築に向け、大規模なシステム刷新とセキュリティ対策を断行した。
具体的には、従来の先着順による店頭販売を全面的に廃止し、事前抽選制やID連携を導入したデジタル整理券システムの運用へと舵を切った。さらに、転売目的での大量購入を防止するため、店舗内での防犯カメラ監視体制の強化や、警備員の増員を徹底。急激な市場拡大に伴う副作用を抑え込み、店舗の安全を取り戻すための施策が急速に進められている。