選手としての枠組みを飛び越え、指導者、クラブオーナー、そして投資家へと領域を広げていった本田圭佑。教育支援を手がけるNowDo株式会社の立ち上げをはじめ、グローバルなスポーツビジネスを次々と仕掛ける彼の決断を、美沙子さんは常に静かに見守り、後押ししてきた。
YouTubeでの歯に衣着せぬ発信や、ABEMAの解説で巻き起こした社会現象など、メディアの注目がどれほど集まろうとも、彼女が自ら表舞台にしゃしゃり出ることは一度もない。夫がどれほど壮大なビジョンを掲げて突っ走ろうと、地に足のついた現実感覚を家庭内に保ち続ける役割を一貫して担っている。
起業家としてのリスクテイクを可能にしているのは、まさに家庭という盤石な拠点が揺らがないからに他ならない。