中島健人の快進撃は、言葉だけの海外進出ではない。象徴的な試金石となったのが、大型国際ドラマ『Concordia(コンコルディア)』への主要キャスト抜擢だ。Huluなどで展開された本作において、彼は流暢な英語力と研ぎ澄まされた演技力を遺憾なく発揮し、海外のクリエイター陣を唸らせた。
全編英語での台詞回し、過酷な海外ロケで見せたプロフェッショナリズム。それは長年培ったアイドルとしての矜持を土台にしつつ、完全な「実力派アクター」への脱皮を証明する出来事だった。映像作品での評価を着実に積み上げながら、ソロアーティストとしての楽曲制作でも先鋭的なサウンドを提示。既存のJ-POPの枠組みを軽やかに飛び越え、アジアを代表するソロエンターテイナーの座を射程に捉えている。