住宅リフォーム業界の専門家に聞くと、式台の導入を成功させるカギは「材質選び」と「寸法の黄金比」にあるという。無垢のウォールナットやタモ材、あるいは耐久性に優れた竹材など、上がり框や床材との相性を考慮した素材選定が全体の統一感を左右する。
一方で注意点も存在する。式台の奥行きが狭すぎると、かかとが落ちてかえって転倒の危険が増す。また、高さを適当に決めると、上がり框との段差が不揃いになり足腰への負担が偏ってしまう。国土交通省の安全基準や専門業者の知見を参考に、家族全員の歩幅や足のサイズに合わせたミリ単位のオーダー設計が不可欠だ。