優れた健康効果を持つ抹茶ですが、体内での分解スピードを無視した飲み方をすると、夜間の睡眠の質を著しく低下させます。カフェインの血中濃度が半減するまでに要する時間(半減期)は、健康な成人でおよそ4〜6時間とされています。
肝臓での代謝能力には個人差があるものの、午後遅い時間や夕食後に抹茶を飲むと、就寝時にもカフェインが脳内のアデノシン受容体に結合したままとなり、深睡眠(ノンレム睡眠)の割合が減少します。睡眠への悪影響を防ぐための鉄則は、就寝予定時刻の6〜8時間前までに飲み終えることです。
抹茶のパワーを最も効率的に活かせるタイミングは「朝の始業前」や「午後の活動開始前(13〜14時頃)」です。胃への負担を避けるため、空腹時を避けて軽食をとった後に摂取することで、テアニンとカフェインの恩恵を最大限に引き出しつつ、夜間の快眠を妨げない理想的なサイクルが完成します。